松井一郎(まついいちろう)の不適切発言と問題行動まとめ

2022年7月、維新の松井一郎代表は「我が党の国会議員には関係性について聞き取り調査をしたい」と発言し、馬場伸幸・共同代表に調査を指示。

しかし、調査を指示した馬場氏は、統一教会のダミー団体である「世界平和女性連合」のイベントやクリスマスパーティに参加していたことが、統一教会を取材してきたジャーナリスト・鈴木エイト氏によって指摘されており、のちに松井氏自身も、かつて統一教会の別働隊である国際勝共連合の集まりに参加したことがあると自白。
「今回、統一教会というのも、僕もはじめて、そういう、その、勝共連合という、そういう団体があったことをはじめて知った」と語っているが、国会議員経験もありすぐに調べれば関連団体であることもわかる状況で無理があるのではと指摘されている。

松井氏の父で大阪府議会議長まで務めた松井良夫氏はかつて、国際勝共連合の名誉会長だった笹川良一氏の運転手を務めていており、親の代から深い接点があることが分かっている。

カジノ用地賃料の大幅値引き鑑定」談合疑惑をめぐり、松井氏が嘘の説明を行っていたことを示す文書の存在が判明。会見では業者の記載ミスと否定した。

松井氏が代表を務める資金管理団体が政治資金収支報告書の会計責任者の署名欄を、辞職した本人の同意を得ずに署名・捺印していたことが分かった。

大阪維新の会所属議員が後輩議員にセクハラをしていた問題で、当時党の責任者だった松井氏が「対応に甘い部分があった」として謝罪した。

松井氏がスパ施設があるホテルに公用車で通っていることが発覚。2020年にも同施設に公用車で通っていたことがあり公私混同と批判されていた。

大阪市が委託契約を結ばずに新型コロナ感染者の発生届のシステム入力作業をさせていた問題で松井氏は「事務に不備があった」と謝罪した。

松井氏がコロナ禍で制限が設けられている中、総勢30人と長時間に渡って宴会をしていたことが発覚した。

松井氏が中高年の世界的スポーツ大会WMGについて「知らんおじいさんが走るの見たいか」などと発言。批判が相次いだ。

松井氏が大阪モデルは共産党に批判されているから正解とツイート。これに対して批判の声が上がった。大阪モデルとは新型コロナウィルス対策の外出自粛要請や休業要請を解除するための大阪独自の指標。

コロナ禍で飲食店の営業が減りスーパーが込み合っている問題について「女性は買い物に時間がかかる。男はパパっと終わらせる」と発言。偏見だと指摘された。

松井氏が代表を務めていた時期の大阪維新の会が政治資金パーティーの収入を過少申告し政治資金規正法に違反するとして刑事告発されていたことが分かった。

大阪府議会中に飛んできたヤジに対して「うるさい！　静かにせえ、バカ！」と声を荒げた。その後不適切だったと謝罪した。

障害のある参院議員2人が働いている間も介助を受けられるような制度の見直しを求めていることを巡り松井氏が「支援を受けずに働いている人もいる」と発言。障害者団体などから批判の声が上がった。

松井氏が「慰安婦問題は完全なデマ」と発言。これに対して市民団体は「許せない」と抗議し発言の撤回を求めた。

自民党杉田議員が性的少数者に生産性無しと発言したことに対し「オカマもゲイも納税者だから生産はしているでしょ」と反論。批判が相次ぎ不適切な表現だったと謝罪した。

大阪から沖縄に派遣された機動隊員が市民に向かって土人などと差別発言したことが問題になったものの、ご苦労様と労い擁護。批判が相次いだ。

松井氏が民進党江田氏に対して「痴呆症の症状」などと発言。不適切だったとして謝罪した。

松井氏がツイッターで「世間は騒がしいようですが、ここは、本当に静かです。旨い酒と肴で充電中」などと発言。近畿地方が豪雨に襲われている中でのツイートだったため非難が相次ぎ謝罪した。

松井氏の秘書と元秘書が同氏が社長を務める会社から給与の支払いを受けていることが分かり、政治資金収支報告書に記載がなかったため政治資金規正法に違反すると指摘された。